2024年2月3日土曜日

2月3日 認知症キッズサポーター養成講座

 2月3日(土)、北見市高齢者相談支援センター南部の主催で『認知症キッズサポーター養成講座』が開かれました。この養成講座には、たくさんの子どもたちと保護者が参加し、
 ①年をとると体にいろいろな変化が起こること
 ②認知症はどんな病気なのか
 ③認知症の人の気持ちを理解し、どのように接したらよいか
ということを学びました。(北光小学校からも10人近い子どもたちが参加しました。)

 「認知症」という病気は、脳が縮んでしまったり、脳の細胞の一部が死んでしまことで発症し、症状は100人いれば100通りの症状がある病気だということが分かりました。
 「認知症」になると、忘れてしまう、覚えられないという記憶障害が起こります。「認知症」になり、不安になったり、辛かったり、困っているのは本人です。その人の気持ちになり、接し方を変えていくことが大切だということを、この養成講座では教えていただきました。参加した皆さんは、お話や劇を交えて、「認知症」に対する理解を深めることができました。

「認知症の人への対応の心得 3つのない」
1、驚かせない 2、急がせない 3、自尊心を傷つけない
 今回の講座に参加した皆さんは、「認知症サポーター」「認知症キッズサポーター」とない、カードとキーホルダーをいただきました。 



~この写真は、北見市高齢者相談支援センター南部の方からいただきました。ありがとうございました。

 今後北見の人口は、2050年には今の11万人から7万人に減少すること、そのうち47%が高齢者になること、今の子どもたちが大人になったときに、多くの高齢者と関わっていかなければならないことなど、そして高齢者のことや認知症にかかわる知識を持っている必要性を感じました。今回参加した子どもたちは一部でしたが、今後は北光小学校の子どもたち全員がキッズサポーター・サポーターになり、北光地域をそして北見市を支えていく人になってほしいと思いました。

 北見市高齢者相談支援センター南部の皆様、ありがとうございました。